将来性のある介護職の仕事を選ぶポイント

介護職は、全国的に人材不足の状況にあり、地域によって差はありますが、介護の資格を持っていない人や、実務経験がない人でも採用されやすい状況となっています。そこで、新しく介護の仕事を始めたい場合には、各地で高く評価されている老人ホームやデイサービス、訪問介護などの事業所の見学して現場のスタッフと相談しながら、自分にとって働きやすいところを探してみることが大事です。また、特に介護職の人材が不足している地域においては、やる気のある人材を獲得するために、定期的に社会福祉法人などの人事担当者や現場の責任者による就職説明会や合同面接会などが開かれています。そうした中、職場選びをスムーズに行いたい場合には、就活の合間を縫ってこうしたイベントに積極的に参加をして、介護職の受け入れ態勢がきちんと整っている職場を見つけましょう。

20代から30代の介護職が多い事業所の中には、経験が浅いスタッフに対して業務中に先輩がフォローを行ったり、数か月おきに身体介護やコミュニケーションなどの研修を実施したりしているところが多くあります。そのため、介護職としてのスキルや経験に自信がない時は、採用試験を受ける前に各介護事業所の公式サイトや求職者向けのパンフレットをチェックして、就職後の研修の内容について詳しく調べておきましょう。なお、体力やスキルなどの面で、初めから常勤の介護職として働くことが難しい場合には、非常勤やパートタイムの勤務ができる職場を選ぶことが重要です。